日本筆跡診断士協会について
平成6年(1994年)1月に発足、日本の筆跡診断士の能力・社会的立場を高める趣旨のもとに設立された団体です。
筆跡は人間の書くという行動の結果残される痕跡で、その科学的分析からその痕跡を残した人物の行動傾向を知ることができ、適正・長所・短所の把握・行動の改善等さまざまな活用が可能です。
当協会は森岡恒舟会長によって設立され、現在、所属の診断士の方々が多方面にわたり活躍しています。
筆跡診断の理論
筆跡とは、人間の「書く」という行動の結果残された痕跡です。そして、行動には必ず行動する個体固有の傾向が付帯するもので、それは筆跡にも表れます。従って、筆跡に表れた特徴(筆跡特徴)は、書いた人の行動傾向の特徴と言えます。 行動傾向の特徴は、深層心理のもたらすもので、例えば日常行動で何かをしようとする時、次から次へ間をおかずにやるいわゆるせっかちの人は、字を書く時にも、一字一字の間を密着させてどんどん書いていきます。反対にのんびり型の人は、字間を広めに開けて書きます。このように、筆跡特徴は、他の日常行動と必ず対応しているのです。
この筆跡特徴と他の行動との対応の原理は深層心理の考察による理論付けだけでなく、統計的データによっても裏付けられます。
筆跡診断士の仕事
- 筆跡を分析して書いた人の性格・金銭面・愛情面・健康面・職業適正等を推定する。
- 企業からの依頼で、人事採用時に筆跡に表れる行動特性を参考意見として提供する。
- 人事配置、営業活動等への応用で企業活動に貢献する。
- 進路指導等教育面に貢献する。
- 相性等人間関係面での相談に応じる。